スイの勉強日記

働く人のメンタルヘルス、ダイバーシティ、LGBT、人事労務関連の法律などの勉強記録

がん治療と仕事の両立(制度、支援体制、風土)

人事界隈では、最近がん治療と仕事の両立が話題ですね。新聞でもちらほらと記事を見るようになりました。

 

東京都の表彰制度の資料を読んだところ、制度、支援体制、風土の三つの観点を中心に企業の取り組みを評価する様子。これってそのまま、企業が取り組んでほしいと行政が思ってることだし、実際とても大切なことだなぁと思いました。

 http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/smph/iryo/iryo_hoken/gan_portal/soudan/ryouritsu/kigyohyosyo/kigyobosyu2018.html

 

具体的に見ていくと…

  • 制度→今は昔のように長期入院での治療ばかりではなく、病院に通いながらの治療もかなり多いのだとか。休職・復職の制度はもちろんのこと、治療のために休んだり、早出・早帰りしやすい制度があるとより良いですね。メンタルでの休職・復職制度や、育児中の社員のための制度、フレックスなどの適用範囲や内容を広げるイメージで対応できそう。
  • 支援体制産業医保健師、人事、主治医、外部の相談機関やカウンセラー、上司などの両立を応援するスタッフを配置すること。現実的には産業医の先生の専門分野が違ってあまり詳しくないとか、いろいろ難しいところはあると思うんですが、相談できる人や声がけのできる人がいて、そのひとたちがある程度の知識を持っていることや、自分の手に負えない相談の場合にリファーできる先を持っていることってとても大切だと思います。
  • 風土→なかなか、がん治療のことを言い出しにくかったり、症状や治療が多種多様で一律にはいかないために上司や同僚が理解してくれなかったり、過度な心配をして休ませようとしたり仕事を軽減しようとしすぎてかえって本人の気持ちの負担になったり…と、現場ではいろいろなことが起こりがち。どんな部署でも、そして自分自身にも起こり得ることなので、全社員がベーシックな知識は持ちつつ、本人とちゃんと話し合いながら仕事をしていけるような風土があるといいなと思います。風土をつくるって時間もかかりますし、大変なことですが…。

 

これからも具体的な企業での取り組みなどを注視していきたいと思います。