スイの勉強日記

働く人のメンタルヘルス、ダイバーシティ、LGBT、人事労務関連の法律などの勉強記録

意外と知られていない「新調査票」を使ったストレスチェック

ストレスチェック制度ができたときに57問の質問項目を厚労省推していたために、意外と知られていないのですが、ストレスチェックには120問の調査票や80問の調査票が存在します。ストレスチェック会社が独自に作ってるものではなく、厚労省の委託研究で作られたものです。「新職業性ストレス簡易調査表」と言います。標準版が120問、短縮版が80問で、あまり標準版は使われていないようです。

https://mental.m.u-tokyo.ac.jp/jstress/

 

57問版と新調査票は何が違うかというと、57問版は「健康」にフォーカスしていますが新調査票は「いきいきと働けているかどうか」を知ることができます。 

例えば健康で働けていても、やる気がない人の多い職場だったら、生産性が低く、クリエイティブな仕事はできないですよね。逆に、みんなが一丸になって目標に向かって働いていても、長時間労働で体調を崩している人が多かったら、それも問題です。

こういったことがわかるのが、新調査表の強みです。

 

また、新調査票には、一項目だけですが「ハラスメント」についての項目も含まれているので、ハラスメントが職場にあるかどうかを知ることができます。

ただし、ハラスメントの場合は使い方が難しくて、数値だけではわからないところもたくさんあるので、組織分析してこの項目を見た上で職場の人に話を聞くなど、決めつけずに慎重に話していかなければなりません。

 

ストレスチェックも法制化されて二年目。この、新調査票を使う企業も大企業を中心に増えてきているようです。ストレスチェックをせっかくやるなら、より活用していきたいという各企業の気持ちの表れでしょう。今後こちらの調査票を使う会社が増えていくだろうという見方もあるようですが、わたしはそれはどうかなぁと思っていて、やっぱり健康経営に興味あるような大企業では広まるけれど、そのほかの企業では今のまま57問を使い続けることになるのではと思います。

 

今後のわたしの目標としては新調査票短縮版を使った組織分析をもっと理解して、イキイキと働ける組織の定義をもっと分解して知りたいし、そうなるためにどんな手を打てるのかを考えていきたいなと思っています。

 

今日はここまで!

ではまた!