スイの勉強日記

働く人のメンタルヘルス、ダイバーシティ、LGBT、人事労務関連の法律などの勉強記録

「残業の主張」セミナーに参加して感じたこと(ざっくり)

経営学習研究所「≪働く個人≫による残業の主張~平成×昭和で語る~に参加してきました。なんだかとても考えさせられる場でした。帰ってきてからもずっとモヤモヤ考えてしまっています。

昭和生まれの人、平成生まれの人がそれぞれ登壇して「自分にとって残業とは?」という話をされるのがメインコンテンツだったののですが、すごく世代間ギャップを感じました。

 

現在三十歳のわたしが共感するのはやはり平成生まれの主張で、平成生まれの方は、
・生産性を重視
・将来や自分のキャリア、細く長く働き続けられることを考えている
・仕事だけが人生ではないと思っている
・趣味を沢山持っている
という傾向があるようでした。

 

対して昭和生まれの方は、
・仕事が趣味
・残業をする中で成長し、コミュニケーションをとってきた
・残業をすることは一人前の証
・自分でコントロールできるのであれば残業は悪ではないと思っている
という傾向があるようです。

 

昭和生まれ社員の方で「タクシー券」や「残業代」の話をされていた方がいらっしゃいましたが、「うらやましいな〜今じゃそんなの出ないよ〜」と思う反面「この時代に生まれなくて良かった」とも心底思いました。
わたしも月に100時間の残業をしていたころがありましたが、今、高いお金をもらえるからとかタクシーで家まで帰れるからといって残業したいと思いませんし、周りの人もみんなそんな働き方をしていて自分もそうせざるを得ないなんて、わたしのように仕事はしたいけど、趣味が沢山あるから残業したくない人や、育児や介護などで残業ができない状況の方にとっては地獄のような環境だなあと思いました。

 

でも、周りの参加者である「昭和生まれ社員」さんの話を聞いてみると、「昭和生まれ社員には共感するけれど平成生まれ社員には共感できない」ということを仰る方も何人かいらっしゃいました。世代間の感じ方のちがい、というものをとても感じます。
逆に「平成生まれ社員」の方は、「残業時間が減ることは嬉しいこと。いろいろと勉強もできるし」という人もいれば、意外にも「成長のために残業したいと思っている」という人もいました。「平成生まれ」で「プライベートも大事にしている」からって「仕事したくない」わけじゃないんだよなあ…、わたしも残業は嫌だけど仕事は楽しいし…、と思いながら聞いていました。

 

一緒にディスカッションした方の表情なんかも観察していたのですが、
平成生まれ社員のほうが、頼りなく不安げな表情で、協調しよう、歩み寄ろうとする印象。(登壇される方は主張が強そうな方もいらっしゃいましたが会場側にいる方はわりとおとなしめの印象)
昭和生まれ社員の方は自信に満ちていて声が大きい、言いたいことは言う、という感じ。(でも頑固かというとそんなことはない。人によってはとても柔軟そうだし人柄が暖かそう。)
育ってきた環境が違うと性格傾向やしゃべり方も変わってくるのかなあ、なんて思いました。

 

それから、過去には、残業の場って言うのはコミュニケーションの場として機能していたんだなあということもとても強く感じました。
先輩や後輩と残業飯を食べながら話す、みたいな場が今はないですよね。わたしが新卒で入った会社では少しはそういう文化がありましたが、今の会社なんかではほんとうに皆無。個々人で飲みにいったりもしない。
昔は自然と残業をしながら会話ができていたのに、今はそれがないんだなと思うと、最近顧客先でよく聞く、職場がぎすぎすしてる、誰が何を考えているかわからない、みたいなこともそりゃあ起こるだろうなと思いました。
今回のセミナーを通してわたしはやっぱり残業をなるべくしたくないし、残業しなくても成果を上げて成長もする、というふうに働いていきたいなと思いましたし、社会の方向性として残業削減・生産性向上は不可避のことだと思うのですが、そんな働き方や社会を目指すにあたって、コミュニケーションの課題は解決していかなければならないだろうなと思いました。
就業時間内のコミュニケーションの密度や質を変えるという意味では、Yahoo!の1on1みたいなものがやっぱり必要なんだろうなぁ。

 

取り急ぎ、以上!ざっくりした感想でした!
まだまだ考えることがたくさんあるので、またブログ書きます。

 

ではまた!