スイの勉強日記

働く人のメンタルヘルス、ダイバーシティ、LGBT、人事労務関連の法律などの勉強記録

マタハラ、パタハラと人事

今日はこんな記事を読みました。 

いやあ。未だにこんなことやってるんですね。
しかも激務で有名な会社とはいえ、日本一のメガバンクの傘下の超有名企業でこの有様。ちょっとびっくり。

特に衝撃だったのが、人事に育休を取りたいという話をしたところ「そんな制度はない」と言われたっていうところ。人事の方なのにそんな基本的なところもわからなかったの?それとも男性だったから、無邪気に「男性が育休を取ることはない」と思い込んでいたのかしら?

 

今、改めて読み返している小酒部さやかさんの著書「マタハラ問題」も、読んでいて「こんなひどいことが起こっているのか」とだんだん気分が悪くなってくるような事例が沢山出てきます。そこには人事が加担していることも少なくなくて…。

 

マタハラNet調べでは、マタハラの加害者は、
男性社長11.3%、女性社長2.7%、
男性の経営層が23.7%、女性の経営層が9.7%、
直属の男性上司が53.2%、女性上司が22%、
男性の同僚が9.1%、女性の同僚が18.3%、
そして、なんと、人事が23.7%。(複数回答)

 

人事は、会社側の人間でありながらも働く人の味方であるはずなのに、その人事がマタハラやパタハラをしてしまうということはとても悲しいことですよね。
人事は制度を作り、運用する側なのに、よく法律のことを知らなかったり「前例がないから」と言って、冒頭の記事の例のように「制度を使わせない」というハラスメントや、配置転換に関わるハラスメントに荷担してしまう…。
だからマタハラやパタハラを受けた人は、訴訟や外部のユニオンを使っての団体交渉などの手段に訴えるしかなくなってしまう…。不幸な連鎖だなと思います。

わたしは、人事担当の方にサービスを提供するものとして、正直に言って人事の方が勉強する暇もないくらい忙しかったり大変だったりすることも多いということはよく知っています。
配置転換で人事経験のない人が人事に来て、数年でまた異動していくことが多いことも…。
だからこそ、最新の時流や事例を共有することで、「マタハラやパタハラをしてしまう人事」にお客様がなってしまわないように、微力ながら協力していきたいなと思いました。

 

今日はここまで。
ではまた!