スイの勉強日記

働く人のメンタルヘルス、ダイバーシティ、LGBT、人事労務関連の法律などの勉強記録

「ダイバーシティってわたしのための考え方だ」と気づいてもらうこと

こんな声を聞くことがある。

「ワーキングマザーに手厚く支援(研修など)をして独身女性や男性から不満が出ないか?」

わたしは、不満が出るとしたら「それが自分にも起こることだっていうイメージが持てないから」だと思っている。

 

ワーキングマザーの大変さって、

  • 時短勤務や残業できないので、工夫をして仕事をしなければならない。
  • 家に帰っても余裕がない。常に時間に追われている。でも代わりになれる人がいない。
  • 突発的な事件が多々起こり予定通りに物事が進まない。突然帰らなければならなくなって人にお願いをすることが増える。
  • でも会社からは「次のリーダー、管理職候補」と見なされていたりする。

…っていうところが主かなと思います。(これだけではないけど)

 

でもこれって子供がいなくても結婚してなくても起こり得ることですよね。

例えば親の介護、自分の病気、ペットの病気…その他もろもろ。

いつか自分も同じ働きにくさを感じるかもしれないって思ったら「ワーキングマザーの支援?そりゃ当然やった方がいいよ」になると思うんですよねぇ。

 

広く考えたらさまざまなマイノリティの支援もみーんな同じ。みんな「他人事」だと「羨ましい」とか「ずるい」とか思うし無遠慮な発言ができてしまうんだと思います。

だから「ワーキングマザーに手厚く支援(研修など)をして独身女性や男性から不満が出ないか?」って聞かれたら、「それが自分にも起こり得ることだって思って思えるような発信をした方がいいですよ」って答えるようにしたいと思っています。(社長メッセージやら講演やら社内広報やら、手段は色々あると思います)

 

実際に、ダイバーシティってすべての人のための考え方だと思うんです。

ある人はマジョリティに属しているようでも違う切り口で見たらマイノリティになるっていうことは本当に本当にたくさんあって。

マイノリティになった時に気まずい思いをしたり、うまく言葉が出せなくなったり、面倒なことを極力避けて行動するうちに気持ちが塞いでしまったり、誰にも相談できずに悶々と自分の中で悩みを抱えてしまったり。

そういうことって誰しも一度は経験したことがあると思うんですよね。その感覚を覚えていて、「どんな考え方やライフスタイルや働き方も尊重されていい」って思えるようになったら、不満が出てくることはなくなると思うんだけどなぁ。

 

ではまた!