スイの勉強日記

働く人のメンタルヘルス、ダイバーシティ、LGBT、人事労務関連の法律などの勉強記録

問いかける技術 第1章

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「問いかける技術」という本を読み始めました。ずーっと気になっていた本なのですが、最近また周りの人が読んでいるという話を聞いて、とうとう買いました。

 

第1章を読み終えたところなのですが、

  • 「問いかける」ということは自分を一段下に置く行為である
  • その人に対して好奇心や興味を抱くということから「問いかける」という行為が導かれる

という言葉が印象的でした。

 

昔上司に、お前は人に興味がないから雑談もままならないんだ、相手に興味を持って会話しろって言われていて、まあそのせいで多少はできるようになってはきたのですが未だに「質問する」っていうことが苦手で。とくに「オープンクエスチョンで投げかける」ことに対しては恐怖感すら感じることがあります。(いつも大丈夫大丈夫、って自分を宥めながら問いかけている…)

 

それはたぶん「自分を相手より一段下に置く」ってことを恐怖する感覚だったんだろうなぁと思いました。基本的に理由をなんやかんやつけて自分はひとより優れてるって必死に思いたがって、その安心感がないと萎縮しちゃうほうなので(自己肯定感が低いが故に必死に自分で自分を弁護してる感じ。成績や数字にしがみついてみたり…)、自分から自分を守る檻から出るような感覚なんだろうなぁ、と。

 

でも、その檻を出て言葉を発して、率直な問いかけができたとき、相手の心の檻も外れて急に距離が縮まった経験もあるから、できるようになっていきたいなぁ…。

 

サバティカル休暇

今朝こんな記事を見つけました。

 

3年に1回の1ヶ月間休暇、すごい!羨ましい!

 

サバティカル休暇ってどういう意味なんだろうと調べてみたら、長期勤続者に与える休暇の意味なんですね。勤続20年で1ヶ月の長期休暇とか3年勤続で5日間のリフレッシュ休暇はたまに聞きますが、3年に1回必須で1ヶ月間、っていうのははじめて聞きました。

ベンチャーなんかだと早く辞める人多いから、3年に1回って絶妙なタイミング。働き続けるモチベーションになるよなぁと思います。

1ヶ月も休暇取ると必然的に仕事の整理をしてから休暇に入らなきゃならないから、ワークシェア、属人化防止のきっかけにもなると思います。働き方改革ってやつですね。

その上、休暇制度を重視して会社を探す人は最近増えているから、採用にも良い影響がありそう。弊社も導入してくれないかな〜。

睡眠に関するサービスが増えているらしい。

最近、睡眠に関するサービスが増えているみたいですね。

 

メンタルヘルスと睡眠は切っても切れない関係ですし、日頃人事のお客様と接していても、ストレスチェックなどをきっかけに、社員に対して睡眠に関する情報提供をしたい!と思っていらっしゃる企業はたしかに増えているなぁという印象です。

 

記事にあった帝人さんの睡眠の質が測れるウェアラブル、面白そう!使ってみたい(*^▽^*)

記事内に、

利用する企業は睡眠の状況から健康を害するリスクが高い従業員に産業医の診断を勧めるなど対応が取れる。

という記載があるけど、それも面白い。メンタルヘルス不調の早期発見に繋がるかも。今、メンタル不調の休職者に対して、生活リズムや睡眠についての記録を、人事や産業医やカウンセラーが書かせて復職前の状態の確認に使っているのも、今後もっと双方の負担が軽くできるようになっていくのかも。

 

一方で「監視社会だなー」「プライバシーの問題で嫌だと思う人も多いのでは?」とも思うけど。自分の生活が筒抜けになっているような感覚はどうしても持ってしまうよなぁ(^_^;)

 

安全衛生法の特訓をした。

社労士の勉強のこと、しばらく記事にしていませんでしたが、これからは時々書いていこうと思います。

今思えば、進捗を書くのが怖かったんだと思います。ほかの社労士受験生から見て、全然勉強量少ないじゃんって思われないかなーとか。思うように進められていない自分自身を直視しなきゃいけないから辛いなーとか。

でも、そんなこと言ってられる時期でもないので、これからは進捗を日常的にブログでも書いていきます。

 

2月中に問題集の労働基準法・安全衛生法・労災法の本をひととおり終わらせたのですが、安全衛生法の正解率がもう一歩だったので、改めて一から勉強し直してみよう!と思い、先週の土日に重要項目だけ、テキストをさらってみました。

いや〜ほんと数字とか羅列された文字列を覚えるのが苦手で…。

総括安全衛生管理者、安全管理者、衛生管理者の設置義務の条件を頭にいれようとあれやこれや試行錯誤しました。

 

  1. 写経(とにかく書き写す。比較できるような体裁で。)
  2. 写経したのにカラーペンで線引いたり書き込んだりしながら解釈する。(◯◯と◯◯の事業ってつまりエネルギー業だよなーとか。)
  3. 問題集の該当部分を3回くらいやってみる。

 

こんな感じです。安全衛生法は普段の仕事でもよく接する法律なので、覚えたらきっと使えるって思えるからモチベーションは低くないんですよね。作業だけ見るとうんざり、もうやりたくない!覚えるの苦手!(>人<;)って感じなんですけど、きっと覚えたらあんな時こんな時お客さんの質問に答えられるっていうのをイメージするとわりと集中して勉強できるなーと思いました。

 

でもこうやって一個一個丁寧にやってくと時間が足りなくなるのよね…。ただでさえ、勉強時間が目標の週10時間に達してないことが多いのに、その中でどれだけのことを丁寧にやっていけるんだろうか…。

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取り急ぎ、今月の目標は問題集二冊目を8割終わらす、なので、週10時間の勉強目標の中でどんどん勉強していきたいです!頑張ります!

 

がん治療と仕事の両立(制度、支援体制、風土)

人事界隈では、最近がん治療と仕事の両立が話題ですね。新聞でもちらほらと記事を見るようになりました。

 

東京都の表彰制度の資料を読んだところ、制度、支援体制、風土の三つの観点を中心に企業の取り組みを評価する様子。これってそのまま、企業が取り組んでほしいと行政が思ってることだし、実際とても大切なことだなぁと思いました。

 http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/smph/iryo/iryo_hoken/gan_portal/soudan/ryouritsu/kigyohyosyo/kigyobosyu2018.html

 

具体的に見ていくと…

  • 制度→今は昔のように長期入院での治療ばかりではなく、病院に通いながらの治療もかなり多いのだとか。休職・復職の制度はもちろんのこと、治療のために休んだり、早出・早帰りしやすい制度があるとより良いですね。メンタルでの休職・復職制度や、育児中の社員のための制度、フレックスなどの適用範囲や内容を広げるイメージで対応できそう。
  • 支援体制産業医保健師、人事、主治医、外部の相談機関やカウンセラー、上司などの両立を応援するスタッフを配置すること。現実的には産業医の先生の専門分野が違ってあまり詳しくないとか、いろいろ難しいところはあると思うんですが、相談できる人や声がけのできる人がいて、そのひとたちがある程度の知識を持っていることや、自分の手に負えない相談の場合にリファーできる先を持っていることってとても大切だと思います。
  • 風土→なかなか、がん治療のことを言い出しにくかったり、症状や治療が多種多様で一律にはいかないために上司や同僚が理解してくれなかったり、過度な心配をして休ませようとしたり仕事を軽減しようとしすぎてかえって本人の気持ちの負担になったり…と、現場ではいろいろなことが起こりがち。どんな部署でも、そして自分自身にも起こり得ることなので、全社員がベーシックな知識は持ちつつ、本人とちゃんと話し合いながら仕事をしていけるような風土があるといいなと思います。風土をつくるって時間もかかりますし、大変なことですが…。

 

これからも具体的な企業での取り組みなどを注視していきたいと思います。

 

 

自分自身のメンタルマネジメント

昨日セルフケアに関する記事も書きましたが、わたし自身、セルフケアが得意な方ではありません。こんな記事も書きました。

先週まで、年末年始ということもありつつ、変なところに有休入れてしまったこともありつつで、めちゃめちゃ忙しく、追われてる感がすごかったです。仕事中ストレス満杯な顔をしてただろうな〜と反省。

手帳を変えてから少し自分の仕事の総量とスケジュールをハンドリングできている感じがあって、余裕ができてきました。やっぱり手帳を味方につけることって大事ですね…。

今週自分のストレスマネジメントについて気づいたこととしては、

  • 体調悪い時は全てを放り投げてでも無理せず早く寝ると回復も早い
  • 19時を超える残業が続くと気持ちが沈む(同じ「頑張る」なら早出する方向性で頑張る方がメンタルの安定には役立つかも)
  • 朝パートナーが出かけたあと自分の出勤時間まで二度寝してしまうけれど、これもメンタルの安定にはよくないみたい(ただ、パートナーと一緒に出ると電車がとても混むのが嫌…)

ということです。

「朝時間問題」と「残業時間問題」はずっと取っ組み合いしてきた問題です。

朝活!とか言っていろんなことやろうとして、結局できずにかえって自分を責めてしまったりとか…。「ひとり働き方改革」で残業時間100時間から45時間くらいまで減らしたりとか…。(その後転職して30時間以内くらいに常に収まる生活が送れていてとても楽になりました)

最終的には、朝弱いのは変わらないので無理しないことにして、残業は二週に一回まとめてする、に落ち着いていたのですが、それだけじゃ今年は対処できなそう。

最近は昔よりずっと残業が減ったおかげで睡眠時間も増えてきているので、職場に行くのが嫌だったらとりあえず近所のカフェに出勤してダラダラする、とかの方がいいのかもなぁと思っています。フレックスだから行けそうな気持ちのときは早出して、早く終わったら早帰り、でもいいし。そうしたら忙しい時期の残業時間問題も解決するし…。

ちょっとまだ腹がくくれないので、検討課題としておこうと思います(笑)

 

ちなみに年末はストレスマックスで大変なことになってたので、最終日の翌日に江ノ島日帰り旅行を計画して、海を見ながら今年の振り返りなどしました。楽しかったです。

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片手落ちになりがちなメンタルヘルスの「基本のキ」

さまざまな企業に、メンタルヘルス支援を通して関わってきて思うのが、「ラインケアとセルフケア」っていう基本の概念って案外重要だよなということ。

意外に片手落ちになっている企業が多かったりします。

 

まず、ラインケアは研修を毎年やっているけれどセルフケアは個人に任せきり、というパターン。

どんなに管理職が頑張って声をかけたり配慮したりしても、自分で自分を追い詰めてしまいがちな人や、たまたま仕事とプライベートの大変なことが重なってメンタルダウンしてしまう人…など、どうにもならないケースってあるものです。

セルフケアってみんな「わたしのストレス解消法はこれ」っていうものはあっても無意識のうちに偏っていたりしますしね。カラオケでストレス発散!はいいけど根本的なところで解決してないよね、とか。

なので研修を受けるなどして、セルフケアの種類を増やしていくことも大切だよなぁと思います。やるのとやらないのとでは全然違う。自分自身で変えにくい認知の偏りがストレス源になっていることも多いですが、ここって自分じゃ気づけないので、チェックテストやワークや周りの人と話し合える「研修」って形はより効果的だと思います。

 

逆にセルフケアの促進と休職した人のケアは熱心にやるけれどラインケアは放置、というパターンもあります。

人事部がマネージャー層にへんに気を遣いすぎて忙しいから研修になんて呼べない、っていうこともありますし、会社として、ラインケアが大事っていう意識が希薄でメンタルヘルス不調になる人はその人の問題であって組織やマネジメントの問題ではないと思っているような企業も…。

こういう企業ではメンタル不調者が再発を繰り返してしまったり次々に退職をしてしまうというあまりよくないパターンに陥ってしまうことが多いです。ラインケアの知識も習慣もない管理職が不調者予備軍や休職して戻ってきた方に、どんどん仕事を任せすぎたり、逆に遠慮しすぎたりして状況を悪化させてしまいます。

 

それぞれの企業にそれぞれの事情はあるにしろ、片手落ちにならないようサポートしていくのがわたしの役目。風土や慣習を変えていくのは大変ですが、粘り強く関わっていきたいなと思います。